実際にカメラで動画を撮るときには、どのようなことに気をつけているでしょうか。被写体や時間帯、場所、どう撮るか、カメラ本体や機材の話もいろいろありそうですね。
では音はどうでしょう?動画を撮るということは、同時に音もとりますよね?音質も気になるところではないでしょうか。
実際カメラには内蔵マイクがついていることがほとんどだと思いますが、その性能はピンキリで撮影後に動画を再生してみると、音声がこもっていた、環境音が大きすぎる、カメラ側の駆動音を拾ってしまった、屋外撮影などで風のノイズがのってしまったなどの経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。映画や音楽と同様に、せっかく撮影した動画も音質が良くないと感動も半減してしまうように、音質はとても重要な要素となってきます。
ゼンハイザーでは、そういった動画撮影に最適な高音質で収音するためのマイクをいくつか取り揃えています。せっかくの動画撮影を音質で失敗しないように、参考にしてみてください。
動画撮影用のマイクには大きく分けて、ワイヤードマイクとワイヤレスマイクがあります。 マイク自体の種類としては、モノラルとステレオがあります。指向性(どの方向からの感度が強いか)という言葉や、ガンマイクという名称、こういった事柄を簡単に押さえておきましょう。
MKE 400, MKE 440は本体にホットシューアダプターが内蔵されておりますので、カメラのホットシューにそのまま装着し、本体内蔵カールコード(3.5mmジャック)をカメラ側の3.5mmマイク入力に接続することで収音可能です。とてもシンプルな装着方法ですね。
ワイヤレスマイクはその名の通りワイヤーが無いということ、無線通信のことです。そう聞くと少し難しいと思われるようですが、ほとんどの皆さんお持ちのスマートフォンが普段からワイヤレス通信なのと同様に日常的に広く使われている技術です。
無線通信をマイクロフォンで使う場合には、B帯、1.9 GHz帯、2.4 GHz帯、他など複数の周波数帯があります。どれも免許は不要で簡単にお使い頂けます。次に簡単にまとめます。
ゼンハイザーG4シリーズ ジャーナリスト、映像制作、ライブに最適
細かな設定も可能なことからパッケージによっては大規模施設で使われることもあります。
ゼンハイザーAVXシリーズ ジャーナリストや映像制作会社に最適
1.9GHz帯を使用するDECTという通信方式を採用していることで、Wi-FiやBluetoothによる干渉を気にする必要がありません。
送受信機ともに、とてもコンパクトです。(左:ボディパック送信機、右:小型受信機)
ゼンハイザーXSW-Dシリーズ 初めてのワイヤレスマイクユーザーに最適
ワイヤレスオーディオのエントリーモデルです。「もっと手軽に、もっと簡単にすぐつながる」がコンセプトですので初めてワイヤレスマイクを使ってみる、あまり設定がいらないものが欲しいといった方に最適です。
次に、モノラルとステレオの違いについて、そしてショットガンマイクについて簡単にご説明しましょう。
モノラルは、音源に対し1本のマイクで収音することです。ステレオは、音源に対し2本のマイクで収音することになります。通常はインタービューやナレーションなどは1本のマイクで収音しますが、音楽や演劇、自然音などは2本のマイクで収録することで、より臨場感のあるステレオ音声を記録することができます。
MKE 600、MKE 400、MKE 440の形をご覧ください。どれもマイクが収音方向に対して長いことが確認できます。これは端的に言えば指向性(どの方向の感度が強いか)が鋭いことを意味します。
(左から、MKE 600、MKE 400、MKE 440)
ショットガンマイク、またはガンマイクとは、その形が銃のような形のため、そのように呼ばれています。
いかがでしょうか。ご自身にあったマイクロフォンが見つかったでしょうか。
簡単なご紹介でしたので、詳細については各製品ページをご覧ください。