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特集

 
2010/12/28

ゼンハイザーの歴史


■ゼンハイザーについて

ゼンハイザーの設立は1945年、ドイツのハノーファー。測定器関連の製造からスタートし、まもなくマイクロホンの開発に着手しました。高性能なマイクロホンは、瞬く間に世界中にゼンハイザーの名が知れ渡りました。ヨーロッパではレコーディング関連のマイクの約70〜80%はゼンハイザーのマイクと言われている他、ニューヨークのブロードウェイ、ヨーロッパのオペラハウス、世界各国のコンサートホール、ライブハウス、ライブ会場、放送局等、多くの場面で使われています。日本でも、日本を代表するコンサートホールや放送局でも数多く使われています。

施設で使われる他に、ミュージシャンたちからの指名も多くあります。世界を代表する歌姫ビヨンセを始めとする欧米のトップミュージシャンの多くもマイクにこだわりゼンハイザーを愛用しています。日本でも、音にこだわるトップクラスのミュージシャンを中心にゼンハイザーは愛用されています。

ヘッドホンは、マイクロホンの高音質が世界的に知れ渡った後、1968年に開発されました。世界で初めてのオープン型ヘッドホンであり、今でもマニアの間で語り継がれる名機HD414の登場です。日本でもYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)が使用したことでも話題になりました。

プロの現場では、原音を忠実に再現出来る高水準の技術が求められます。他にもワイヤレス技術などさまざまな技術が求められる世界です。ゼンハイザーは長年にわたり、つねに最高水準を求められるプロの世界で約50年にわたり、製品を提供してきました。そして、その高水準の技術はヘッドホン開発にも大きく活かされています。

■年表

1945年 フリッツ・ゼンハイザー博士によりLavor W社が設立

1946年 マイクロホン製造開始。第一号はDM1

1958年 会社名をSennheiser Electronicに改称

1960年 マイクロホンMD421発売

1968年 ヘッドホン製造開始。世界初のオープン型ヘッドホン
      HD414発売。世界中で1000万台を超える記録的ヒット

1982年 フリッツ・ゼンハイザー博士からヤルグ・ゼンハイザー
      博士へ経営が委譲

1987年 フリッツ・ゼンハイザー博士がアカデミー賞から表彰。
      マイクロホンMKH816の映画界への功績

1989年 世界初の屋外中継用ワイヤレスミキサーWM1発表

1991年 ヘッドホンOrpheus発売(世界限定300台) 

1991年 スタジオマイクロホンメーカーNeumannを子会社化

1993年 世界初のデジタルヘッドホンIS850発売

1996年 RFワイヤレステクノロジー開発によりエミー賞表彰

1998年 マイクロホンエボリューションシリーズ発売

2000年 新デジタルオーディオ標準の広帯域を持つ最初の
      コンデンサマイクロホンMKH800発売

2003年 ヘッドホンHD650発売

2004年 エボリューションワイヤレスG2発売

2008年 ゼンハイザージャパン設立

2008年 イヤーモニターIE8発売

2009年 ヘッドホンHD800発売

2010年 エボリューションワイヤレスG3発売


 

最初に開発されたマイクロホンDM1
1946年開発


 

マイクロホンMD421
1960年発売


 

世界初のオープン型ヘッドホンHD414
1968年発売


 

世界限定300台の伝説的ヘッドホンOrpheus
<オルフェウス>
1991年発売


 

ゼンハイザーワイヤレスマイクロホンのフラッグシップモデルSKM5200
世界中のテレビ局で使われる他、トップミュージシャンに愛用されているモデルです。シャークフィンと呼ばれるマイク下部の細くなっている部分が特徴です
音楽番組ではよく見かけると思いますのでご注目ください



 

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