Sennheiser

特集

 
2010/12/21

ショールーム試聴レポートvol.1: RS180


インタビュアー:今日は都内のIT企業に勤務する増田さんにワイヤレスヘッドホンの新製品を試聴していただき、お話をお伺いしたいと思います。増田さん、よろしくお願いいたします

増田さん:よろしくお願いします。

インタビュアー:さっそくですが、増田さんは音楽がかなりお好きだということですね。

増田さん:はい。実はプライベートではDJなどもやっています。近々では、年末の会社主催のパーティーでもDJをやります。よろしければ来てください。音楽のジャンルは幅広いのですが、特にアメリカやイギリスのインディーズロックや60年代のイギリスロック、古いジャズなどが好きですね。レコードは3000枚くらいあります。

インタビュアー:そちらにも興味はありますが、それだけで長くなりそうなので違う話題にしましょうか(笑)。ヘッドホンについて聞きたいのですが、普段使っているヘッドホン、イヤホンはなんですか。

増田さん:ゼンハイザーのHD25を長年愛用しています。その他では、他社のヘッドホンも1台あります。

インタビュー:使い方はどんな感じですか。

増田さん:HD25はDJをやる時、通勤時、家で音楽を楽しみたい特に使っています。HD25がメインですね。もう1台はパソコンにつないで仕事用に使っています。

インタビュアー:HD25はDJユースとしては特にヨーロッパでポピュラーですし、日本でも人気がありますが、普段使いまでとはコアですね。

増田さん:HD25はDJをやっている時でも低音がしっかり聞こえるんです。特に、前の音楽から次の音楽に移る際に、HD25はテンポがはかりやすいんです。音の粒も細かいので、調整をした時にいろいろなレンジの音がはっきり出るのでミキサー作りの調節がしやすいのも気に入ってます。それと、これだけの品質なのに、軽くてコンパクトで疲れない。だからDJをやっていても、片道1時間かかる通勤時でも快適なんです。ちょっと外見上は高そうに見えないと個人的に思いますが(笑)中身は抜群ですね。

インタビュアー:ありがとうございます。HD25シリーズとしては新しくアディダスとのコラボモデルHD25 Originalsも出しましたので、ぜひそちらも見てください。こちらはHD25を知らない人がデザインで気に入ってくれているケースもありますよ。さて、話は変わりますが、今日はRS180を聴いていただきました。率直に感想をお聞かせいただけますか。

増田さん:良いですね。2つのCDを試して見たんですね。一つが BEATLESのSgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band(以下、ビートルズ)で、もう一つがCapsuleのPlayer(以下、カプセル)です。古いものと新しいものを選んで聴いてみたんです。ビートルズの方は、録音当時をそのまま伝えて来ますね。レコード版の良さというべき点、良いところはもちろん「ガリガリというところはガリガリ」というように全体を忠実に伝えてくれるのが良いですね。カプセルの方は、最新の曲作りですが、おそらくプロデューサーの中田ヤスタカさんはリズムだけでなく全体像を気持ちよく聴かせるように作っていると思うんですね。それがRS180はちゃんとバランスよく聞こえるようにしてくれています。どんな音楽でも合いそうですね。

インタビュアー:他のも聴いてみますか。STEELY DANあたりどうですか?

増田さん:聴く前からマッチすると思いましたが、これは特に良いですね。RS180はどんな音楽にも向きますが、強いてあげれば、トランペットやスネアドラムのような楽器よりも、ベースやドラムやピアノに向くように思います。ジャンルで言えば、オーケストラもありますが、ポップスに向きそうですね。

インタビュアー:増田さんもそうですが、音楽を楽しむのにスピーカーではなくヘッドホンで楽しむ人が増えているんですね。ある音楽評論家とお話した際には、HD800(ゼンハイザーのフラッグシップヘッドホン)を聴いて数百万円のスピーカークラスに匹敵するクオリティと言われていました。大音量で聴く環境があるかないかではなくて、ヘッドホン自体の性能も良くなっています。このワイヤレスヘッドホンRSシリーズは新しいラインですが、みなさんにもぜひ楽しんでもらいたいです。

増田さん:楽しかったです。ありがとうございました。

インタビュアー:こちらこそ、ありがとうございました。

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インタビュー終了後も、HD598など多くのモデルを試聴されました



 

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