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2016/03/25

ゼンハイザー、第58回グラミー賞授賞式で活躍


 記憶に残るライブパフォーマンスの数々が楽しめる感動の第58回グラミー賞授賞式において、オーディオメーカーのゼンハイザーは、信頼性の高さに定評のあるワイヤレス・オーディオを提供しました。今年のグラミー賞授賞式は、1万8,000人以上のセレブリティと音楽ファンが会場に集い、2400万人以上がTVで試聴。レディー・ガガ、ケンドリック・ラマー、アデル、ザ・ウィークエンドといったアーティストたちが、ゼンハイザーのワイヤレス・マイクロホン・テクノロジーを使ってパフォーマンスを繰り広げました。オープニングを飾ったのは、ゼンハイザーのデジタル9000システムを用いたテイラー・スウィフトの「アウト・オブ・ザ・ウッズ」です。

 ゼンハイザーのユーザーであるエド・シーランは、「シンキング・アウト・ラウド」で年間最優秀楽曲および最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)の2冠を達成。マーク・ロンソンft.ブルーノ・マーズも、ビッグヒット「アップタウン・ファンク」で年間最優秀レコードおよび最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)の2冠に輝きました。また今回のグラミーで最多受賞を果たしたひとり、ケンドリック・ラマーは、最優秀ラップ・アルバム、最優秀ラップ・パフォーマンス、最優秀ラップ・ソング、最優秀ラップ/ソング・コラボレーション、最優秀ミュージック・ビデオ(テイラー・スウィフトと共演)の5部門で栄冠に輝きました。

 当夜、最も深い感動を呼んだパフォーマンスはおそらく、レディー・ガガによる素晴らしいデヴィッド・ボウイ・メドレーでしょう。ボウイのミュージックキャリアのさまざまな場面から切り取った曲の数々を、ガガはゼンハイザーのSKM 5200ハンドヘルドマイク&MD 5235カプセルにのせて熱唱。「スペース・オディティ」「ジギー・スターダスト」「ヒーローズ」「ファッション」をはじめとする珠玉の名曲を披露しました。ボウイを彷彿とさせる、目を見張るようなコスチュームや小道具、舞台効果もパフォーマンスに花を添えました。

 レディー・ガガのステージでモニター・エンジニアを務めたジェームズ・コービン氏は、次のように語っています。「6分間のパフォーマンスで3本のマイクを使った。3本とも、ゼンハイザーのSKM 5200&MD 5235というコンビネーションだ。普通はこういうやり方はすごく難しい。ほかのマイクロホン・メーカーだと、たとえマイクとカプセルの組み合わせが同じでも、同じサウンドは得られないからね。でもMD 5235カプセルはまったく同じサウンドを提供してくれる。つまり、サウンドチェックで1本のマイクを使って好みのサウンドに仕上げたら、残りの2本に同じEQセッティングを文字通りコピー&ペーストできるんだ。」



 7部門にノミネートされたザ・ウィークエンドは、SKM 5200&MD 5235カプセルのコンビネーションで、「キャント・フィール・マイ・フェイス」「イン・ザ・ナイト」の2曲を披露してオーディエンスを魅了。最優秀R&Bパフォーマンス(「アーンド・イット(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ)」)、および最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム(『ビューティー・ビハインド・ザ・マッドネス』)の2部門で受賞を果たしました。

当夜のFOHミキサーを担当したロン・リーヴス氏は、次のように述べています。「ゼンハイザーのマイクは今回のグラミーで、細部までこだわり抜いたクリアなオーディオを提供してくれた。特にMD 5235カプセルが気に入ったね。ボーカルがすごく近くても難なく対応し、あらゆるダイナミックレンジで非常に優れた応答性を発揮してくれたと思う。」



 多彩なアーティストがステージに上がり、高度な音響技術が求められるグラミー授賞式において、ゼンハイザーのマイクロホンと36chワイヤレス・オーディオは完璧なパフォーマンスを披露することができました。グラミー賞授賞式での仕事はすでに17回におよぶという、カリフォルニア州バーバンクを拠点とするサウンドトロニクス社のデイヴ・ベラミー氏は今回、周波数コーディネーションとシームレスなワイヤレス・パフォーマンスの提供を担当。ベラミー氏は次のようにコメントしています。
「音響機器について最も重視しているのは、信頼性ですね。ちゃんと機能してくれるかどうか、心配になるようでは困りますから。我が社ではゼンハイザー製品を色々使っていますよ。それだけ、同社製品に信頼を寄せているということです。」


 ゼンハイザーのアーティスト・リレーションズを担当するバイロン・ゲイザーは、このようにコメントしています。
「第58回グラミー賞授賞式で、ゼンハイザーのマイクロホンがこれほど多くの優れたアーティストの皆さんに選ばれたことを、心から嬉しく思っています。グラミーのように難しい制作環境では、受賞会場でも、TV放映でも、鍵を握るのは高い信頼性とオーディオ・クオリティです。その意味では弊社の製品とサポートチームは、最高のパフォーマンスを常に提供していると言えるでしょう。」