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Rycote > Rycoteのファー(合成繊維毛皮)テクノロジー

Rycote (ライコート) のウィンドジャマーをはじめとした合成繊維毛皮が使用されている製品は半世紀にわたりプロ・オーディオの必須要素となってきました。そして世界中で行われている映画やテレビなどで屋外で収録する際には「当たり前の存在するもの」となっています。ハンドクラフトされた一つ一つの製品は 強風の過酷な天候下でも音響透明性を維持しながらクリーンな録音を実現します。

 
100%合成繊維

Rycoteのファーは100%合成繊維でできています。またウィンドノイズを軽減するためだけに特別にデザインされており、そのこだわりが繊維の密度と長さ、接着方法、音響透明性に優れた裏地などRycote独自の技術を発展させるに至りました。

 
音響透明性を維持するために

最大の音響透明性を維持するために、ウィンドジャマーの繊維はきれいに保ち、付属のクシでよく梳くことをお奨めします。良くメンテナンスされたウィンドジャマーはその繊維一つ一つが風のエネルギーをよく吸収しつつ、粒子速度の低い音波をスムースに裏地を通過させます。

<メンテナンス方法>
1. 付属のブラシで毛を頻繁にブラッシングしてください。パイル(毛羽)を柔らかく、きれいに保つことができます。

2. 雨や霧など水分にさらされた場合には、過剰な水分を取り除くためにジャマーを徹底的に振ってください。
重要:乾燥機やドライヤーはデリケートな繊維にダメージを与えるので決して使用しないでください。

3. もしどうしても洗浄する必要がある場合には、弱めのウールにも対応した洗剤で注意深く手洗いをしてください。そして自然乾燥させたのちブラッシングをしてください。

4. ウィンドジャマーを使用していないときは裏返しにして保管してください。キットケースやフライトケースのスペースを節約するだけでなく、ウィンドジャマーの繊維を保護することができます。再び使用する際には、ウィンドジャマーをすばやく振って、パイル(毛羽)を元の状態にもどします。

 
ブラッシングと保管について

ファーに汚れが付くと毛先が束になりやすくなります。毛先が束になった状態では風防効果、音響透過性が下がってしまうため、特に屋外使用時など汚れが付着した際はケースなどにしまう前にブラッシングを行いましょう。また表裏を返した状態で保管すると、毛がこすれるのを予防することができます。